◯開催趣旨
近年、社会は激しく複雑化・多様化し、かつてのように一分野からのアプローチだけでは課題解決が難しくなってきています。この悩みは教育現場も同様で、その対策のひとつとして、文部科学省では従来のSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)にArts(芸術・リベラルアーツ)を加えたSTEAM教育の導入を進めています。自由で柔軟な感性と発想で異なる分野を横断し、総合的な思考アプローチによる創造的な課題解決をめざすこの教育手法は、子どもたちがこれからの未来(Society 5.0)を生きるための力を育むためのものでもあるとされています。
今回のオンライン研究会では、昨年実施した研究会の内容を踏まえながら、博物館の現場における実践的なSTEAM教育について皆さんと一緒に考えてみたいとおもいます。
日時:令和7年2月17日(月) 19:30から21:30
会場:オンライン(Zoom)
担当:奥山清市(市立伊丹ミュージアム)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
参加申込 以下から登録してください
https://us02web.zoom.us/meeting/register/uJSaOKHQQvC_G5ZrFMJKRA
◯タイムスケジュール
1.趣旨説明(19:30〜19:35)
2.話題提供(19:35〜20:05)
山形大学地域共創STEAM教育推進センター(YU★STEAM)の活動について
栗山 恭直(山形大学理学部教授)
3.事例紹介(20:05〜20:50)
- ハイブリッド展「虫」と市立伊丹ミュージアムについて
奥山 清市(市立伊丹ミュージアム) - 「盛口満 原画展」と「身近な自然」絵はがき2024について
野本 康太(伊丹市昆虫館) - 「自然史のイラストレーション展」について
横川 昌史(大阪市立自然史博物館)
※休憩(20:50〜21:00)
4. 総合討論(21:00〜21:25)
5. まとめ
主催:西日本自然史系博物館ネットワーク
この研究会はInnovate Museum事業の一環として開催します。