西日本自然史系博物館ネットワークでは、科学研究費「自然史系博物館等の広域連携による「瀬戸内海の自然探究」事業の実践と連携効果の実証(代表:波戸岡清峰  大阪市立自然史博物館)JSPS科研費JP24240113」に協力し、2012年以来、瀬戸内海沿岸の博物館・水族館・研究機関と連携し、瀬戸内海の自然の調査研究や資料収集、観察会を行ってきました。これらの成果を基に、2017年度に大阪市立自然史博物館において瀬戸内海の自然をテーマとした特別展の開催を予定しています。それに先立ち、協力博物館等にご協力をお願いして巡回展を開催し、瀬戸内海沿岸にお住まいの皆さんに地域の自然の様子を知って頂くとともに、博物館どうしの連携によって生み出される様々な可能性について気づいていただければと思っています。その第3回目として大阪市立自然史博物館主催、下関市立しものせき水族館共催により以下の巡回展を開催します。
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巡回展「イチ押し!瀬戸内海の自然トピックス」
 2015年度から5年間、大阪市立自然史博物館では、2瀬戸内海沿岸の博物館・水族館・研究機関と連携し、瀬戸内海の自然の調査研究や資料収集、観察会を行ってきました。この巡回展では、連携活動を通じて得られた情報や標本資料を基に、標本,レプリカ,模型,写真,解説パネルなどを使って、私たちが「イチ押し」だと思う瀬戸内海の特徴的な自然をトピック形式でご紹介します。
◎会期:平成28年12月10日(土)~平成29年1月9日(月・祝)
◎時間:9時30分~17時30分 入館は17時00分まで
◎会場:しものせき水族館「海響館」1階 イベントホール
    山口県下関市あるかぽーと6番1号
◎その他:水族館入館料が必要です
◎主催:大阪市立自然史博物館
 共催:下関市立しものせき水族館自然資料館
◎主な展示物:瀬戸内海の地形の模型、浜辺で見られるウスバカゲロウ(アリジゴク)の拡大模型、ハマボウの模型、カブトガニなど干潟で見られる生き物の標本,底曳き網で漁獲される生き物の標本,サワラ・タケノコメバルなどの実物模型、マガキ養殖で吊り下げられたマガキ実物標本、タコ壺、ジャリン(大分県のハマグリ漁)などの漁具など。

しものせき水族館「海響館」の告知ページ(http://www.kaikyokan.com/junkaiten/

omnh  2016年12月09日 14:43 

投稿者 kanri