会場の旧岡田家住宅・酒蔵

西日本自然史系博物館ネットワークでは、自然史系博物館における巡回展導入をテーマにした研究会を10月4日に開催いたします。

今回は、コロナ禍で久しく開催していなかった対面メインのガチ議論の場を復活を目論んでおり、閉会後の情報交換会も予定しております。

申込は、下記の申込フォームからお願いいたします。

申込フォーム:https://forms.gle/XXQTesqftJUJDz9i7

研究会は当日参加も可能です。(懇親会参加希望の方は10月1日中に申し込みをお願いします)

以下、研究会の詳細です。

令和5年度「Innovate MUSEUM事業」  自然史系博物館における巡回展研究会

日時:令和5年10月4日(水) 15:00〜17:30

会場:市立伊丹ミュージアム 旧岡田家住宅・酒蔵 https://itami-im.jp

担当:奥山清市(市立伊丹ミュージアム)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

申込フォーム:https://forms.gle/XXQTesqftJUJDz9i7

問い合わせ先:奥山清市(soku26@gmail.com

◯開催趣旨  単独館で企画することの多い自然史系に比べ、美術系の博物館における特別展は複数館での共同企画が目立ちます。このような共同企画を実現するためには、所蔵資料を互いに持ち寄りながら良い企画展を練る、企画段階の活動充実が必要です。美術系ではそのために美術館連携協議会が企画のための助成金を出すなどしており、その企画をマスコミが共同で巡回展示をしている事例も多く見られます。今回の研究会では、デジタルの時代だからこそどのようにリアルの展示を充実させるのか、ネットワークによる協力により新たな可能性を拓くための検討をしてみたいと考えています。そして、まずは巡回展における具体的事例からメリットとデメリットを把握し、自然史系の特別展を充実させる選択肢としての可能性を探ってみたいと思います。

主催:西日本自然史系博物館ネットワーク 協力:読売新聞大阪本社

◯タイムスケジュール(事例報告の発表者や発表順は変更する可能性があります)

 開場・受付(14:30〜15:00)
 於:市立伊丹ミュージアム 旧岡田家住宅・酒蔵
 事例報告(15:00〜16:30) ※各15分(報告10分、質疑応答5分)
 ① 美術系の企画調査助成と巡回展示の実際
(読売新聞大阪本社 味岡利広)
 ② 手作り巡回展示「100均グッズで自然観察展」
  (面河山岳博物館 矢野真志 / 高槻市立自然博物館 高田みちよ)
 ③ 特別展「ネコ」の巡回展はどうやって実現した?
  (北九州市立いのちのたび博物館 中西希 / 読売新聞大阪本社 鈴木章太郎)
 ④ 昆虫館3館&自然史博共同開発「めっちゃ昆虫展」の実際
  (大阪市立自然史博物館 松本吏樹郎 / 市立伊丹ミュージアム 奥山清市)

 ⑤ バーチャルな特別展の可能性、レガシー展の報告と今後
  (兵庫県立人と自然の博物館 三橋弘宗)
 ⑥ マスコミ共催型巡回展示、大阪市立自然史博物館の場合
  (大阪市立自然史博物館 佐久間大輔)

 総合討論「自然史系巡回展、現場のニーズと実現について」(16:50〜17:30)

 閉会(17:40)

※閉会後に近隣の会場で情報交換会(18:30〜20:30)を予定していますので、ぜひご参加ください。    

会場予定:白雪ブルワリーレストラン長寿蔵(https://breweryrestaurant-chojukura.gorp.jp/)   

会費予定:5,300円(税込/飲み放題)